
交通事故の治療でリハビリを受けているかたの中には「毎日通えば早く治るのかな?」と気になっているかたもいるのではないでしょうか。
交通事故後のリハビリは、ケガの状態や医師の判断によって、適切な頻度が異なります。また、毎日通院することには注意点もあるため、きちんと理解したうえでリハビリを受ける必要があります。
この記事では、交通事故におけるリハビリの頻度や「いつまで通えばいいのか」について解説します。
目次
■交通事故のリハビリは毎日通う必要はない
結論として、交通事故のリハビリへは、必ずしも毎日通う必要はありません。
リハビリを受ける頻度は、ケガの状態や身体の回復力に合わせて調整することで、より効果を発揮するからです。
ただし、当院では事故直後はなるべく連日通院することをおすすめしています。事故直後は身体が大きなダメージを受けており、集中的な治療が必要なケースが多いためです。
また、事故から数日経ってから、新たに痛みや吐き気などの体調不良が出現する場合もあります。
交通事故直後はなるべく間隔をあけないように通院し、ケガの早期改善を目指しましょう。
リハビリ頻度は週に3~5回程度が目安
交通事故におけるリハビリは、1週間に3~5回実施することをおすすめしています。なるべく高頻度にリハビリを行うことで、事故によって受けたダメージを集中的に治療でき、早期の回復を目指せるためです。
リハビリではケガの状態に合わせ、ストレッチやマッサージ、トレーニングなどを実施し、身体の調子を整えられます。
また、リハビリでは、低周波・干渉波などの「電気治療」や、身体を引っ張って治療する「けん引治療」なども受けられます。
事故で身体に生じた痛みや違和感を改善したい場合は、これらの治療も受けてみてください。
症状の改善が見られた場合、医師やリハビリスタッフと相談し、徐々にリハビリ頻度を減らすことも可能です。
必ず毎日通わなければならない訳ではありませんが、交通事故直後はなるべく頻繁にリハビリを行い、ケガや痛みの改善を目指しましょう。
■交通事故のリハビリはいつまで続ければいい?
交通事故のリハビリは、医師や保険会社に終了を判断されるまで続く場合が多いです。
- 状態が良くなりリハビリを終了しても問題ないと判断された場合
- これ以上症状が良くなることはないと判断された場合
交通事故のリハビリは、基本的に医師が終了と判断するまで続けることが望ましいです。医師は、ケガや痛みが改善し、元通りの生活に復帰できるようになるまでを目安に、治療効果を観察しながらリハビリ継続の指示を出します。
また、長期間リハビリを続けても症状の改善が見込めない「症状固定」と判断された場合も終了となります。
症状固定後もリハビリを受けることは可能ですが、保険会社からの治療費の支払いは受けられず、健康保険を使用して自己負担する必要がある点に注意が必要です。
■交通事故のリハビリを毎日受ける場合の注意点
交通事故のリハビリに毎日通う場合、以下の点に注意することが大切です。
- 保険会社から治療費の支払いを打ち切られる場合がある
- 必要な時期にリハビリを受けられなくなる場合がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
保険会社から治療費の支払いを打ち切られる場合がある
毎日リハビリを受けると、治療費を負担する保険会社から「過剰に通い過ぎではないか」と判断され、治療費の支払いを打ち切られる場合があります。
身体を良くしようと思ってリハビリに励んだ結果、いわゆる「不正請求」とみなされてしまい、損をする場合もあるのです。
ただし、通院やリハビリの回数が少なすぎる場合も、支払いを打ち切られる場合があるため、注意が必要です。
通院頻度が少ないと、保険会社が「もう治療は必要ないということでは?」と判断し、治療費の支払いが終了となる場合もあります。
納得のいくまで治療を続けたい場合は、医師と相談し、適切な頻度で通院とリハビリを行いましょう。
必要な時期にリハビリを受けられなくなる場合がある
治療の初期に高頻度でリハビリへ通ってしまうと、本当に必要な時期にリハビリを受けられなくなる可能性もあります。
交通事故後の治療は、痛みが治まった後に日常生活へ戻る訓練を行うためのリハビリも大切です。
初期の段階で毎日のような高頻度で通院してしまうと、早々に保険金の支払いが終了してしまい、その後のリハビリを自己負担で受けることになる場合も。
仕事やスポーツ、家事など、元通りの生活への早期復帰を目指す場合は、ケガの状態や時期に合わせて通院頻度を医師に相談し、調整するようにしましょう。
■交通事故のリハビリは医師の管理のもとで受けるのが大切
交通事故でリハビリを受ける場合は整形外科を受診し、医師の管理のもとで治療を進めることが大切です。
ケガの状態に適切なリハビリを受けるには、医師による検査やケガの状態管理、治療経過の観察が欠かせません。
整形外科では、医師による診察と精密機器を駆使した検査、医師と理学療法士の連携により、ケガの状態へ適切なリハビリを受けることが可能です。
接骨院やマッサージサロンで治療を受ける選択肢もありますが、事故直後は整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。
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■交通事故後は適切な頻度でリハビリを受けましょう
交通事故後の治療を受ける場合、ケガの状態に応じた適切な頻度でリハビリを受けることが大切です。
毎日リハビリを受けたとしても、ケガからの回復が早くなるとは限りません。医師や理学療法士の意見を聞き、自分の状態に合うリハビリを受け、交通事故から早期の日常生活復帰を目指しましょう。
『ささき整形外科クリニック』では、交通事故の治療やリハビリに関する相談も受け付けています。万が一の交通事故の際は、ぜひお早めに当院へご相談ください。
