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「捻挫」が湿布やサポーターでは治らない? 病院での処置やリハビリとは

日常生活やスポーツで「捻挫」をした場合、市販の湿布やサポーターを使用して治るのを待つ方もいるでしょう。

軽症の捻挫であれば、痛みを抑えながら安静にするだけで治る場合もあります。しかし、強い痛みや腫れを伴う捻挫の場合は、病院で適切な治療を受けることで、よりスムーズな回復が期待できます。

この記事では、病院で受けられる捻挫の処置やリハビリテーションについて解説します。

■捻挫は湿布やサポーターだけでは治らない場合もある

足首や手首などの関節に起こる「捻挫」は、市販の湿布やサポーターを使用しただけでは改善しない場合があります。

捻挫とは「骨折を伴わない関節のケガ」の総称であり、筋肉や腱、靭帯などの組織に炎症や損傷が起こっている状態です。

炎症や損傷が軽度であれば、湿布で痛みを抑えつつ、サポーターを使用して患部を安静にするだけでも、痛みや腫れが引く場合があります。

しかし、中には腱や靭帯を大きく損傷したり、炎症が強く生じたりしてしまい、専門的な治療が必要になる場合もあるのです。

そのため、捻挫から数日経って症状が落ち着かない場合は整形外科を受診し、詳しい検査と治療を受けることが大切です。

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■整形外科で受けられる捻挫の処置とリハビリ

捻挫で整形外科を受診した場合、主に以下のような処置や治療を受けられます。

  • ギプス固定

  • 薬物療法

  • 物理療法

  • 運動療法

  • テーピング


それぞれ詳しく見ていきましょう。

ギプス固定

筋肉や腱、靭帯を損傷している捻挫に対し、ギプスで関節を固定する場合があります。

腱や靭帯などの組織を損傷すると、関節の動きが不安定になったり、うまく力を発揮できなくなったりする場合があり、転倒などの二次的なケガの原因につながってしまうことも。

また、損傷した組織が動いてしまうと炎症が悪化し、治るまでにかかる期間が長引いてしまう恐れもあります。

そのような事態を防ぐため、関節をギプスで固定し、一定期間安静を確保します。足首や膝など、歩行に必要な関節を固定した場合は松葉杖の貸出しと使い方の指導を受ける場合もあるでしょう。

薬物療法

捻挫の初期には炎症症状が強く出現するため、消炎鎮痛剤を処方する場合があります。

また、捻挫の程度や場所、患者さんの体質に適した湿布薬や、痛み止めの処方を受けることも可能です。

物理療法

物理療法とは「電気」や「熱」などのエネルギーを使用し、患部の痛みやこわばりをやわらげる「リハビリテーション」の一種です。

「低周波」を使用した痛みの緩和や、体内に衝撃を加えて組織の治癒を促進する「圧力波」など、さまざまな機器を使用して捻挫を治療します。

また、痛みによってこわばった筋肉をほぐし、全身をリラックスする目的で、ウォーターベッドなどを使用する場合もあります。

運動療法

運動療法もまたリハビリテーションの一種であり、主に患者さん自身の体を動かして治療します。

治療のために長期間の安静やギプス固定を続けていると、関節が固くなり動かしづらくなってしまいます。

関節を動かす練習や筋力トレーニング、ストレッチなどを行うことで、関節のこわばりが和らぎ、元の動きに近づいていきます。また、必要に応じて、家事や仕事、スポーツに必要な動きの練習を行う場合もあります。

テーピング

リハビリテーションの一環として、テーピングを実施する場合もあります。

テーピングは、筋肉や関節の動きをサポートしたり、関節が動かないように固定したりなど、幅広い使い方が可能です。

使い方によっては、市販のサポーターよりも強固に関節を保護できるため、リハビリの最後に実施してもらうと、家や職場、学校での生活が楽になるケースもあるでしょう。

■捻挫後は受診前の「応急処置」も非常に重要

捻挫をした場合、病院を受診するまでの間に「応急処置」を実施することが大切です。

捻挫した部位をそのままにしておくと、炎症が悪化し、腫れや痛みが強くなってしまいます。受診するまでの間、できる限り炎症の悪化を抑えるには、すみやかに「RICE処置」を実施するのがポイントです。

【RICE処置】

Rest

安静。患部を動かしたり、刺激を加えたりしないようにする。

Ice

冷却。患部を冷水や氷で冷やし、血流が集まるのを抑える。

Compression

圧迫。患部をタオルやテープで圧迫して血流を抑える。

Elevation

挙上。患部を心臓より高い位置に上げて血流を抑える。


RICE処置によって炎症の悪化を抑えることで、治療期間の短縮や、日常生活・仕事への影響をできるだけ抑える効果も期待できます。

万が一、関節へ強い衝撃や負担がかかった場合は、すみやかにRICE処置を実施しましょう。

■捻挫は放置せず整形外科で治療を受けましょう

捻挫をした場合、自分で行えるケアだけでは、痛みや腫れが引かないこともあります。骨折などの別のケガを引き起こしている可能性もあります。そのため整形外科を受診し、専門的な検査と治療を受けましょう。

『ささき整形外科クリニック』では、捻挫の痛みを解消するための治療やサポートも提供しています。

専門的な医師や理学療法士の個別サポートによって、効率的に捻挫の痛みを解消し、いち早く日常生活へ復帰するのをサポートいたします。

万が一の捻挫の際は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。


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